ギフテッドの中には精神障害を抱えている人が少なくないのではないか?

天才の中には精神が少し普通ではない人のほうが多いと聞く。

この事からも分かる様にギフテッドは、精神障害を持った人の方が多いような気がする。

普通の人よりもOEにより外界からの刺激に敏感なギフテッドは、うつ病や精神的な何かの問題例えばトラウマ等も抱え易くなっているのではないか?とも思う。

ギフテッドは、一般人が何でも無いような日常生活すら強烈な体験としてこの世を知覚していると言われている。

だとすれば普通の人間では感じる事の無いようなストレスや不安感などがあってもおかしくないし、それによって引き起こされる肉体的、精神的な病などが多くあるように思う。

ギフテッドの特徴を見てみたり、調べたりしていると、様々なパーソナリティ障害になりやすい特徴を有していると思えてならないし、過去の天才も精神病質が多かったという事実からもその思いに拍車をかけている。

このブログを読んで下さっている方の中で今自分自身がギフテッドやタレンテッドで、精神的な障害などを持っている人がいたら是非その症状をコメントして頂きたいと思っています。


かく言う自分も性格的には過敏でこれはOEから来るものなのか、異常とも言える神経質さや、気分的に優れないときがあります。

勘違いされがちなギフテッドの概念

ギフテッドは、興味のある分野を極めて深く、アカデミックに追求する生来の性分からか強い凝り性、モノマニア的な性質を持つアスペルガーやADDなどといった広汎性発達障害と医師から誤診されやすいと言われている。

また、記憶力も凡人と比べ、異常なまでに良いのでサヴァン症候群とも誤解されやすいようだ。

しかし、サヴァン症候群は脳に障害があり、知能指数が極めて低い70以下である場合が多いと書いてあった。

ギフテッドは脳に障害が無く、ただ単に生まれながらにして記憶力と学習能力が突出して高い。

医師に聞いたところアスペルガーは脳に障害は無いが、学習障害があるらしい。

知能は平均より10程度下であるケースが多いらしい。

アスペルガー症候群の人はIQ90が平均。

ごく稀に、IQの高い、写真記憶の持ち主のよな特異な能力を持ち合わせたアスペルガーも存在するという。

サヴァンは脳に障害あるが、写真記憶などの特殊な能力を持っているが知能は極めて低く、70以下が多いらしい。

で、ギフテッドは平均IQよりも20〜30以上高い知能を持っており、脳に障害は無く、学習能力が顕著に高いという。

つまり、単にギフテッドの人間は脳に障害が無いので、大人の場合対人面では一般とさして変わらないという。

ギフテッドの子供の場合、OEから来る神経質や凝り性で変わった子と見られ易い。

勉強面では、一般の子よりも深く、広い範囲の知識を有している事から本質を理解している。

子供の頃は変わり者、大人になれば非常に有能な人間といったイメージ

ギフテッドの学習能力は勉強面のみでなく身体的な学習能力も含んでいる観点から見れば、勉強もスポーツも突出して優れているようだ。

勿論、アンダーアチーバーといったギフテッドであるにも関わらず良い成績が取れない生徒も居るから注意が必要。

アンダーアチーバーとはギフテッドにも関わらず周囲と同化する為にわざとできない人間に振る舞ったり(低達成)、OEから来る周囲の環境が嫌で、不安で勉強に手がつかない、不登校で勉強しなかったなどその他にも何らかの要因で本来の能力を出し切ることが阻害されたギフテッドの状態の事を指す。

三者の違い

サヴァン

脳に障害がある。

知能は70以下である場合が多い。

アスペルガー

脳に障害は無い。

学習能力が欠陥している。

IQ90近辺が多い。

ある一つの事柄に対して偏執狂ともとれる強い執着を示す。

ギフテッド

脳に障害は無い。

先天的に学習能力が著しく高い。

母集団の平均IQよりも20〜30以上高めが多い。

興味のある分野で広く深く非常にアカデミックで高いレベルの知識を掘り下げた学習方式を採る。

レベル

ギフテッドの中にもレベルがあり、130、145、160、175がある。

現在成人のIQ限界値は170程度と言われており、幼児を対象とする知能テストよりも高い数値は出にくい。

よって成人になってもしっかりとしたIQテストでIQ130以上ならギフテッドと思われる。

芸術系のギフテッドは高い数値は出にくく、数理処理や言語能力を重視するIQテストでは不利になるようだ。

未だ米国ではギフテッドの定義が曖昧で完全なものではないらしい。

また、IQだけでギフテッドか否かを判別する事はナンセンスといった声も上がっており、新定義も出てきている。

これには私も強く同意で、IQテストのみだと数学系ギフテッド、言語系ギフテッドしかあぶり出せないという事態になってしまうからである。

またギフテッドは興味のある分野を極めて深く広く知識を追求するのでその一環として広範囲に渡る知識も得られているのだと思う。

典型的なギフテッドを見たければ頭脳王という番組でも見てみれば良いと思う。

この番組ではIQの高い典型的なギフテッドが沢山出演している。

私見としては分野に関わらず努力せずして周囲よりも顕著に高いレベルでの達成が見られれば「自分はギフテッドだ」と思っても良いと思っている。

ただ、その才能をもってして結果を出せていようではいくらギフテッドであれただの凡人であることは言うまでもない。

大学別平均IQランキング

各大学の生徒の平均IQのランキングです。

標準偏差は不明

大学別IQランキング

  • 東大 127
  • 京大 121
  • 東工大 120
  • 慶応大学 118
  • 東京医科歯科 117
  • 大阪大学 117
  • 一橋大学 115
  • 東北大学 114
  • 早稲田大学 113
  • 神戸大学 112
  • 名古屋大学 111
  • 北海道大学 110
  • 筑波大学 109
  • 九州大学 105
  • 首都大学 105

やはり東大が日本一でしたね。

京大を6ポイントも引き離している点がちょっと気になります。

慶応と早稲田の5ポイント差も気になるところです。


 

良い大学を出ても天狗になってはいけません。

上には上がいるものです。

9歳で大学生になった矢野祥君。

IQ200でギフテッドの代名詞でもある超天才の書いた本がこちら

タレンテッドの息子を持つ親御さん方に是非とも気をつけて頂きたい事

タレンテッドの子供は素質や才能が周りの子と比較してずば抜けて優れています。

それは特に芸術分野で発揮され、画才や文才、身体能力がある等。

競技などでは筋の良さが際立っており、光り輝く何かを持っていて周りの子とは何か違うな、と感じたら息子さんはタレンテッドと見て差し支えないと思います。

但し、その飛び抜けた能力ゆえか情熱に欠ける一面がある。

親御さんに注意して欲しいのはココです。

 

私もそうでしたが、ある競技などを始めて一定のレベルにお子さんが達した時には、同等又はそれ以上の技術水準を持つ人物の存在が必要不可欠です。

その存在が刺激にもなり、ある時この人を超えてやるといったヤル気にも繋がります。

それによって情熱は保たれます。

やはり、才能ある人間には、絶えず自分を取り巻く環境が一定レベル以上の場でなければいけないと私は強く認識しております。
現に私も、小学校3年で野球を始めていますが、開始一年足らずで一番上の6年生と同等かそれ以上の技術水準に達してしまいました。

開始間もなくで同級生とは比較にならないぐらいの技術差が生じ、3ヶ月で4、5年生よりも高いレベルの技術を持つようになりました。

小学生は1つ学年が違うだけでも体格に大きな違いがあります。

私は特段体格が良かった訳ではありませんが、身のこなしかたや走力、肩の強さなどといった身体能力を評価され、監督やコーチには天才だの筋が良いだのチーム設立以来の神童だのと色々言われておりました。

将来はプロ入りを嘱望され、自分でも内心天狗だったのを覚えております。

ですが、開始1年ぐらいだったかそのぐらいの時点で最上級生である6年生を差し置き、私がチームで一番の実力者になってました。

その頃から段々と野球に対しての情熱が薄れて行き、練習をサボったりしていました。

それが続き、辞めてしまったのですが今ではとても深く後悔しております。

小学校4年にして自分がチーム内でも突出した腕前であって上級生と練習するのがつまらなく感じてしまったならしまったなりに、シニアリーグという中学生の硬式野球チームに懇願して入団させて貰えば良かったと思っています。

 

あの時、情熱を保って続けていれば、有名になっていただろうし、もっともっと良い思いが出来た、と。

周囲との著しいレベルの違いを感じたら即、高いレベルの場に環境を変えて、情熱を保つ為の刺激(自分よりも上手な人の存在など)を与える事は非常に大事だと痛感しました。

ですので、タレンテッドのお子さんを持つ親御さんには是非この点に注意して、その飛び抜けた能力を生かせる環境を作ってあげて下さい。

アスペルガー ギフテッド 2E(トゥーイー)の恐ろしさ

アスペルガー症候群の人間に見られる特徴の一つ

ある特定の事柄に対してモノマニア偏執狂とも取れる執着を示し、異常に長い時間集中する。

一般人から見ると、非常にマニアックで変態的に見えるが本人からすれば普通の感覚である。

このようなアスペルガーの特徴とギフテッドの知能を併せ持つ人間に敵う者はいないだろう。

単純にそう思った。

高知能かつ偏執狂であるから学問分野では突出しているに違いない。

超変態的で一般人からして見たら異常以外の何物でも無いような気がする。

それよりももっと恐ろしそうなのは、アスペ+ギフテッド+サヴァン。

偏執狂かつ高知能かつ写真記憶の持ち主。

考えただけでもゾッとしますし、生き辛さも半端では無さそう。

学術的才能の持ち主であるギフテッドの事を色々と調べて思った事

IQの事を調べてみましたがIQで測れる知能の種類は限られていて高い人は言語的、数理的な能力に優れているらしく、そういう方面の理解力に長けているため、学術的才能があるようです。

ただ、IQ測定では芸術性や創造性といった能力は測定できないそうです。

高いIQを持っている事に越した事はないでしょうが、115程度あれば大学院を卒業できるだけの学術的な知能は十分なようです。

また、弁護士や医者などの専門職に就くにも120あれば十分に第一線のスペシャリストとして活躍できるという。

寧ろ120以上のIQは高過ぎて色々と弊害が出てくるケースの方が多いそうで、SD15のIQ130は高い方に異常値である意味知的障害者とも取れるそうです。

この、ある意味知的障害者とはどういうことかと言うと、考え過ぎるあまりに眠れなかったりとか、頭が良過ぎる為に周囲とコミュニケーションが取れなかったりだとか、無意識に専門用語を喋って聞き手が理解できず、変人扱いされてしまうとか。

周りの人が稚拙でバカに見え過ぎたり、周囲の馬鹿さ加減にイライラしてしまったり、日常生活でやっていくにはあまり必要の無いような事を考えてしまったり、色々な弊害があるようです。

これらが高過ぎる人のデメリットなんでしょう。
メリットとしては少ない勉強量でも済むから遊びの時間を多く確保できる、難解な学問を追求できる、数カ国語が取得できる。

株や相場に強い。などと頭を使う系全般もしくは一部が秀でているということでしょう。
デメリットでの苦労も絶えない分、得られる喜びも大きいというスケールの大きさを感じました。

IQ130を境にその度合いも激しくなってくるんでしょうね。

普通よりも3標準偏差離れている145の人は130の人よりも苦楽の度合いが大きく、普通よりも4標準偏差離れている160の人は145の人よりも苦楽の度合いが大きい?そう考えれば知能指数は諸刃の剣なのだと思ってしまいます。

でも仮に、芸術性や創造性等が測れるテストみたいのが出てきたとしてそのテストで平均より乖離して高くても知能テストと同様に苦楽の度合いが激しくなるような気がします。

例えば芸術性がある反面、いらぬ余計な事やムダな事を考えてしまったり、ガラスの心過ぎて異常な程敏感で傷つき易かったり、創造性がある反面、いらぬ被害妄想や余計な事を妄想してしまって精神的に病んでしまったり。

 

何れにしても頭が良過ぎるのって必ずしも良いとは限らないって思ったりもしますね。

神経系の特質故の高知能者であるIQ130以上のギフテッドの苦楽は平凡な人間には絶対分かり得ない事だと思うし、そもそもギフテッドって人とは違う訳ですから、普通が通用しない。

常識が敵となる。
また、過度に集中し過ぎてしまう、知識を渇望し過ぎてしまう。

これらの事で日常生活に支障をきたしてしまう。

変わった頭の良さがあるというか、問題の解き方や作り方にセンスがあるというか、どう表現すれば良いのか迷いますがセンスがありますよね何か。

学習の才能と言っても伝わりにくいでしょうね。

普通の勉強できる秀才とは全くの別物である事は確かだと思います。

天才的な何かを感じさせる。
マッチ棒問題みたいな少し捻ったパズルやIQテスト的な思考が得意そうで、普通の計算さえも一般人とは違う式で導き出してしまうような面白さがギフテッドにはあるようです。

「天才論」著者のN.H氏から譲り受け、私(HP)が代理で執筆する事に